【第四章~惨めな姿~】マルチ商法の勧誘で罵声を浴びた話
第三章はこちら【第三章~手口~】マルチ商法の勧誘で罵声を浴びた話
紙切れ1枚とまさかの鉛筆で
おすピーという、奴らの師匠であろう人物から
マルチ商法の勧誘を受ける私…

そのおすピーの姿を神を讃えるような目で見つめているメェ~
おいおい、こいつら大丈夫か!?

マルチ商法の勧誘は、このようにABCというやり方で
勧誘の成功率を上げるのだそう

A=話し相手
B=紹介者
C=聞き手
B(紹介者)がA(話し相手)の話を、うんうん、と聞くことで
C(聞き手)が「Aさんてそんなに凄い人なんだ!だったら話を聞いてみようかな」と思わせるように、仕向けるのだそう
恐ろしいですよね
この構図に、今回の私の状況を当てはめるとこんな感じ

今回はおすピーがAの話相手となるのだが…
おすピーはなんと紙切れ1枚と、まさかの鉛筆でプレゼンをしているのだ…
これを凄い!と思えるか!?

まぁ、逆の意味でなら凄いといえるのかもしれないが…
メェ~よ…
自分の先輩が紙切れ1枚とまさかの鉛筆でプレゼンをしているのを
異様な光景だとは思わないのか?
第四章では、そんなマルチ商法の会員たちの、
惨めな姿について、書いていく

お腹…空かないの?

おすピーの勧誘に少し歯向かったところ…
奴はキレて帰っていった…
ウケる…

その後、メェ~からグリオが来るから待っててと言われた
なので少し待つことにした
おすピーから勧誘を受けたのって、多分1時間くらいだったと思う
池袋のベローチェに呼び出されたのは18時半くらい
そこから1時間だと19時半
夜ご飯にはいい感じの時間だ

だが、ベローチェにいた間、口にしたものといえばコーヒー1杯
私はあまりにもお腹が空いたので、バームクーヘンを1つ買うことにした

メェ~にお腹が空かないのかと聞いたところ、空いていないとのこと
いや、そんなわけあるはずないだろう
絶対お金がないんだなぁ…

可哀想になり、バームクーヘンの欠片をあげた
それを嬉しそうに両手で抱えて食べるメェ~
マルチ商法の人たちって、なんでこんなに惨めな姿になっても、気づかないんだろう
ご飯もまともに食べられてないじゃん

マルチ商法の会員の惨めな姿

メェ~が可哀想になった瞬間は、これだけではない
メェ~はきちんとした財布を持っていなかった
お札はスーツのポケットから裸のまま出していた
小銭は薄汚れたがま口にパンパンに詰めていた

そんな姿で「年収1,000万!」とか言われてもね~?
メェ~は常にスーツ姿だった
私がこの勧誘を受けたのは2月だったのだが
メェ~はスーツの上にコートを着ていなかった
スタンディングバーでコートを盗まれたらしい

それは気の毒だと思うが、2月という1年で一番寒い時期なのに…
コートも買えないくらいお金がない状態なんでしょ?
そんな状態になってでも、何で気づかないんだろう

メェ~は九州から、このマルチ商法の勧誘のために
東京に来ているとのことだった
本人の口からマルチ商法の勧誘のために…とは言うはずもなく
世界1周旅行のプロジェクトのためだと言っていた

その世界1周旅行のプロジェクトのために
用意された家に住んでると言っていたので
多分タコ部屋のような、シェアハウスのような…
マルチ商法の会員専用の家を用意されていたのだろう

だから常に会員たちと一緒にいる状況だったと思う
でも…
周りの人たちは、メェ~が寒い思いをしていても
何も言ってあげないのだろうか?

言ってあげるわけないか
だってカモにしか思ってないもんね
カモが寒くて風邪を引こうが、倒れようが、関係ない
それがマルチ商法の人間関係
残酷なものだ

宝物のDVDの行方

そんな哀れなメェ~を見ながら、グリオを待っていたが
バカらしくなったので、帰ることにした
引き止められたが、面倒くさいので帰った

だが、ここで終了ではない
だって、まだ宝物のDVDを返してもらっていないのだから!