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【婚活の闇】神泉で串揚げ屋を経営している男にご注意を…Ⅲ






主催者の男性から「え?夜?キャバ?」という驚き発言。





不穏な空気が流れる。





飲み会も終盤へと差し掛かろうとした時。





ある事件が起きる。






▼過去記事▼

【婚活の闇】神泉で串揚げ屋を経営している男にご注意を…Ⅱ




ヒソヒソ話





だんだんと、皆が帰りましょうかムードを迎える中。

私の目の前で。

なにやらヒソヒソやってる2人が。

主催者の男性と。

くそうんこ派遣営業マンだ。



「いや~今日はムリwないわ~ありえねぇw」

「そっか。じぁ、またね。ごめんねー」



おい、お前ら。

丸聞こえだ。

こいつらに配慮っつー言葉はねーのか?



元カノ





なんて思っていたら。

こんなのはまだ軽かった。

「ちょちょwなんか、あの人の元カノが参加してたらしいっすw」

「えぇーーー!?なになに?元カノが参加してたの?」



一変する空気。





私の目の前にいた男性の顔が曇る

全員に聞こえてしまったからには仕方がない。

男性は、ぽつりぽつりと話はじめた。

現場

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「どこかで見たことがある顔だなと思っていたら元カノだった。

自分は分からなかったけど、相手が気づいた。

彼女側は婚姻歴ありだった。

結婚していたのを今日知った」

そうー。

暴露された気の毒な男性と。

くそうんこ派遣営業マンは同じテーブルで。





気の毒な男性と元カノが再開した現場に。

出くわしていたというわけ。



第一歩





くそうんこ派遣営業マンは、

こっそり主催者の男性に報告したものの。

奴が大声を出したことで。

参加者全員の耳に入ったという。



過去のこと。

思い出したくないこと。

忘れたいこと。

知られたくないこと。





誰だってあるでしょ?



しかも婚活という出会いの場。

新しい道への第一歩を踏み出したところなんだよ。

主催者という立場





なんなの?こいつ。

私は主催者の男性の行動に。

嫌悪感を抱いた。

主催者という立場ならば。

元カノと遭遇したという事実を知った時点で。





男性をこっそり呼び。

誰もいないところで一言伝えるとか。

陰ながらフォローして。

それなりの配慮をするべきなんじゃないかと。





飲み会のネタになるように。

その場で話題に出すなんてこと。

普通するだろうか…。

男女の出会いを提供





主催者の男性と。

隣同士の席で話をしていた時。

聞いたことがあって。

お仕事なにしてますか?の婚活鉄板トークの時。



男性は、飲み会開催以外にも。





結婚相談所のような、

男女の出会いを提供する事業をしているのだとか。



だから、マッチングアプリのTinderで、飲み会相手を探す他に。

自分の事業を通しても、募集をかけていたそう。

婚活スタイル

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気の毒な男性の元カノは。

きっと、マッチングアプリの出会いではなく。

事業を通してだった模様。



確かに。

そういえば。

あの日、女性陣の服装。





ふわふわワンピースに巻き髪みたいな。

THE 婚活スタイルだったなと納得。

私のようなズボンにシャツみたいな奴、いなかったものw



2次会



時計


気の毒な男性を目の前に。

不穏な空気の中。

やっとのことで、飲み会が終わろうとした瞬間。

主催者の男性が私の隣に座ってきた!!

そして驚きの一言。

「2次会やります」





おい、この空気で。

よくその言葉が出てくるな。

料理を注文





つーか。

お前、そこ座られたら、私、帰れねーよ。

このような席だったのでね。





おぉぉぉぉぉおおおぃ!そこをどきやがれ。

なんて思っていたのは束の間。



「ここで2次会やるのー?」と。

ちんたらしてて、帰り損ねたノー天気な野郎どもに。





「何か食べ物を奢ってもらいな、ほらほら」と。

女性から男性へ。

料理を注文してもらうよう、主催者が促してきた。

素人の女





え…なに。

これじゃぁ、それこそ、夜やキャバの女の子たちじゃん。

「何か食べ物を奢ってもらいな、ほらほら」

この言葉に。

私の目の前にいた、気の毒な男性が怒った模様。





そりゃそうだろうよ。

飲み会のネタにされ、挙句の果てにはキャバの客扱いされ。

単刀直入に言ったら、素人の女に金払えだもん。





キレないわけがない。



「なんで俺たちが奢らなくちゃいけないんですか、キャバじゃないんだから」と。

よっしゃぁ!よく言った。

脱出成功





気の毒な男性は「帰る」と。

勢いよく席を立った。

それと同時に。

主催者も立ち上がった。





チャンス到来。

その瞬間を見逃しはしない。

「私も!!」

中学生の自分に感謝。

さすがは元演劇部

主催者に負けることない、どでかい声、助かるw





主催者の男性と、テーブルのをすり抜けて。

無事、脱出成功。

捨て台詞





気の毒な男性と共に、夜道を歩く。



「最悪でしたね、大丈夫ですか?」

「こんな飲み会はじめてでした」

「2度と参加したくありませんね」



男性は捨て台詞を吐いた。

私は彼の小さくなっていく背中を見送った。






鏤められたパズルのピースは。





どんな形で完成するのか。





私とまた会いたいと言ってくれた男性は、実在する人物なのか。





3回目の飲み会で。





独身女が見た婚活の闇とは。





【婚活の闇】神泉で串揚げ屋を経営している男にご注意を…Ⅳへ続く



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